2020.10.30 【石油暖房機特集】コロナ石油FH「WZ/VXシリーズ」、点火時間を55秒に短縮
「WZシリーズ」
コロナは、同社史上最速の点火時間を実現した石油ファンヒーターの上位機「WZ/VXシリーズ」を訴求する。
20年度モデルでは、WZ/VXシリーズの3.6kWタイプ(木造10畳まで)で、低消費電力という特徴はそのままにバーナーを最適化。通常点火時間を従来の約75秒から約55秒に短縮し、点火までにかかる消費電力量を約30%低減した。55秒という点火時間は、同社の石油ファンヒーターの中で最速だ。
WZシリーズは、同社製品の中で最も消臭性能が高い。消火時、できるだけ火力を下げて最適制御を行い、臭気を低減させる「クリーン消火」や、ノズル先端に残った灯油も吸引し、臭いの元となる灯油を残さない「ニオイカットメカ」を搭載している。
わずかに残った未燃ガスを大幅に浄化する「においとり触媒」のほか、「光触媒除菌・脱臭フィルター」も備える。
また、上下2枚のビッグルーバーがそれぞれ火力に応じてスイングして、温度ムラの少ない温風を届ける。足元の温度上昇スピードを高めるとともに、足元と肩口の温度差を減らす。
WZシリーズに次ぐ高級機として提案するVXシリーズは、暮らしに溶け込むシンプルなデザインにリニューアルした。消臭シャッタが運転停止時に閉じるため、温風吹き出し口のグリルが隠れ、デザインに統一感が生まれる。
装飾的な要素を抑えたマットな質感に加え、操作部や表示部を含めモノトーンにそろえたシンプルなデザインに変更。住空間の多彩なインテリアに調和する。