2021.03.09 東レが極薄グラフェン分散液流動性に優れ高濃度
東レが開発した高流動化グラフェン分散液
東レは8日、高濃度でありながら流動性に優れた極薄グラフェン分散液を開発したと発表した。同開発品はグラフェンが有する高い導電性などの優れた特徴を発揮しやすいため、リチウムイオン電池(LIB)材料や配線材料、塗料など各種用途への展開が可能。同社は同分散液の早期の実用化を目指し、今後も研究・技術開発を進める。
グラフェンは、炭素からなるナノサイズの極薄シート状の2次元材料で、均一に配列しやすい性質を持ち、優れた導電性・熱伝導性・バ... (つづく)
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