2021.03.12 東芝デバイス&ストレージがパワー半導体生産力強化へ加賀東芝エレ構内に300ミリウエハー対応製造ライン導入

 東芝デバイス&ストレージは10日、パワー半導体の生産力強化に向け加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市)の構内に、300ミリウエハー対応製造ラインを導入すると発表した。投資額は約250億円。23年度上期に稼働開始の予定だ。

 パワー半導体は電力を供給、制御する役割を担い、電子機器の省エネルギー化に不可欠のデバイス。自動車の電動化や産業機器の自動化を背景に、今後も継続的な需要拡大が見込まれている。

 加賀東芝...  (つづく)