2021.06.03 【ケーブル技術ショー特集】日本CATV技術協会 内田茂之理事長新たなビジネスチャンス創出へ

内田 理事長

 ケーブルコンベンション関連イベントとして、日本CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会3社が主催する「ケーブル技術ショー2021」は、〝新価値創造Cable New Normal~ケーブル事業の新たな挑戦~〟をテーマに、会場利用のリアルな技術展示会と、オンライン展示会のそれぞれの特徴を生かしたハイブリッド型展示で開催いたします。

 技術展示会は3日(木)と4日(金)の2日間、東京国際フォーラムで開催いたします。また、オンライン展示会は14日(月)から7月30日(金)の期間、ケーブル技術ショー公式ホームページ(https://www.catv-f.com)において開催いたします。

 今、社会はSociety5.0を目指しています。これは、サイバー空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させ、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会を実現しようとするものです。ケーブルテレビもSociety5.0の一翼を担うべく先端技術を導入するとともに、ローカル5Gなど他のメディアとの融合により大きく進化しつつあります。そして、ニューノーマル時代の新しい地域社会の構築に向けた社会インフラとして、ますます重要な役割を担っていきます。

 ケーブル技術ショー2021は、「ケーブル事業の新たな挑戦」として、進化するケーブルテレビ・技術の姿を発信し、新たなビジネスチャンスの創出に向けケーブルサービス業界全体をけん引する展示会です。

 技術展示会では、63社による57ブースにより、ケーブルテレビの新時代の実現に向けた最新の製品、システム、ソリューションを紹介します。主催者テーマゾーンでは、「ケーブル技術が創る未来タウン」と題して、4K・8K放送サービス関連技術、ケーブルネットワーク関連技術、IPTV技術、ローカル5G技術を活用した防災・減災、地域の安心・安全を支えるソリューションなどの紹介を予定しております。

 技術セミナーでは、16社が最新の技術ソリューションを紹介するほか、主催者セミナーとして、米国SCTEのクリス・バスティアンSVP兼CTOによる「米国CATV業界における新たなサービスと技術」、国立研究開発法人情報通信研究機構の村松武氏による「ローカル5Gの動向と今後の応用」をテーマに講演を行います。

 オンライン展示会では65社59ブースが展示いたします。会場利用の技術展示会をベースにしたストリートビュー形態での紹介や、多彩な各社の製品、システム、ソリューションを紹介し、オンライン テックセミナーも併設します。各ブースではコミュニケーションツールにより、チャットによる来場者と出展者の商談や、展示物情報を取得可能とするほか、来場者は開催期間中、いつでも、どこからでも、何度でも気軽に来場し最新情報が入手でき、出展者と直結したビジネスマッチングの機会を提供します。

 ぜひ、多くの方々に「ケーブル技術ショー2021」ハイブリット展示会に訪問していただければ幸いと考えています。