Embedded Technology2019／IoT Technology2019には趣向を凝らしたパビリオンが設けられ、多彩な特別イベントも予定されている。

　「Future Design Pavilion」では基調講演で紹介されたサービスや技術のデモンストレーションを行う。テーマごとに未来の技術を紹介する。エッジ・セキュリティ＝綜合警備保障（ALSOK）▽エッジ・AI＝Idein（イデイン）▽モビリティ＝SBドライブ、デンソー▽5G×ローカル5G＝クアルコムジャパン▽AI・ロボティクス＝DeepX▽エネルギー＝Tesla Motors Japan。

　「スタートアップ企業パビリオン＆ピッチイベント」には40社超が参加する。東京大学TLO、TXアントレプレナーパートナーズ、DMM．make、台湾InnoVEXを中心に、近い将来マーケットをリードする可能性を秘めたスタートアップ企業が集結。パビリオン展示に加え、ピッチイベントを模したショートスピーチを実施し、新たなビジネス創出の場を提供する。

　「オープンCPUアーキテクチャパビリオン」を新設。今年に入り、「オープンソースのハードウエア」としてマーケットに大きな衝撃を与えたのがRISC-Vだ。

　トレンドをキャッチアップして最新動向を紹介する、オープンCPUアーキテクチャを対象とした特設パビリオンが設けられる。「エンベデッドキャンパス」では学生・教育関係者を対象に見学ツアーを実施。同展開催の一つのテーマである「若手人材育成」を切り口とした特別企画として、学生や教育関係者に業界の魅力を紹介する見学ツアーを提供する。

【ET／IoT Technology2019特集】目次

●IoTビジネスを支える組込み技術など一堂
●趣向凝らしたパビリオンや多彩な特別イベント開催
●「ET／IoT Technologyアワード2019」決定
●日新システムズ　屋外設置専用IoTゲートウエイ展示
●東芝情報システム　IoTワンストップサービスを紹介
●アールエスコンポーネンツ　産業用ラズパイ紹介
●コア　AI搭載単眼カメラ活用ソリューションなどカンファレンスを開催
●イノディスク　世界初AIoT専用InnoAGE SSD開発