2019.11.20 【ET/IoT Technology2019特集】アールエスコンポーネンツ 産業用ラズパイ紹介
出展ブースの外観
アールエスコンポーネンツは、電子部品や半導体、工具、FA機器など55万点以上の商品を供給するオンラインディストリビュータ。ET/IoTテクノロジー2019では、産業用途で活用が進む「ラズベリーパイ(ラズパイ)」やLPWA関連製品をメーカーとともに紹介する。
同社はラズパイの正規総代理店として、オンライン上でも多種多様な使い方を提案している。近年、幅広い分野におけるIoT利用の拡大とともに、産業機器分野でもラズパイを活用する動きが加速している。
独ハーティングの産業用ラズパイ「RevPiシリーズ」は、通常のラズパイ向けオープンソースソフトウエアや各種デバイスと組み合わせて産業用途で活用できる。設備の稼働状況監視など、FAセンサー用途での利用に最適だ。
スタートアップ企業のデジタルアルティザンは、100個以上のラズパイとカメラモジュールを使った3Dスキャナを開発。自動車の設計デザインやイベントなどでの活用が見込まれ、引き合いも増えている。
産業分野におけるIoTには無線通信技術も欠かせない。同社ではエッジ側での処理をラズパイで行い、必要なデータの伝送にLPWAの活用を提案する。
ザシングスネットワーク(TTN)は、オランダを本拠地とする非営利団体。LoRaWANを用いたネットワークを構築しており、ブースでもIoTの普及に向けた提案を行う。
ブース内では、自社のサポートツール「デザインスパーク」についても紹介する。3DCADや基板設計ツールなど、エンジニアが必要な開発環境を無償で提供しており、利用者は世界中で80万人を超える。ブース内では電子基板の設計デモを行い、来場者には使い方をまとめたマニュアルをプレゼントする。
【ET/IoT Technology2019特集】目次
●IoTビジネスを支える組込み技術など一堂
●趣向凝らしたパビリオンや多彩な特別イベント開催
●「ET/IoT Technologyアワード2019」決定
●日新システムズ 屋外設置専用IoTゲートウエイ展示
●東芝情報システム IoTワンストップサービスを紹介
●アールエスコンポーネンツ 産業用ラズパイ紹介
●コア AI搭載単眼カメラ活用ソリューションなどカンファレンスを開催
●イノディスク 世界初AIoT専用InnoAGE SSD開発