2019.11.20 【ET/IoT Technology2019特集】コア AI搭載単眼カメラ活用ソリューションなどカンファレンスを開催
インテリジェント単眼カメラによる認識画像
コアは、組込みシステム開発技術をベースに付加価値の高い製品・サービスを提供するソリューションメーカー。センサーからクラウドまで一貫したIoTソリューションやGNSSなど独自のサービスを展開している。
今回のET/IoTテクノロジー2019では、ブース出展に加え、20日と22日にプライベートカンファレンスを開催する。
22日のカンファレンスでは、インテリジェント単眼カメラを活用したソリューションを紹介する。AI(人工知能)を搭載した単眼カメラが物体を認識し、画角と解像度から距離を計算。カメラ座標と方角をインプットすることで検出物体の緯度・経度が分かる。
単眼カメラによる物体距離計算とディープラーニング(深層学習)による物体認識を組み合わせ、地図上にマッピングすることができる。簡単なシステム構成で、設置も容易。屋内での位䀃椌出や交通インフラなど幅広い用途で活用可能だ。
初日のカンファレンスでは、準天頂衛星「みちびき」が提供する正確な位置情報と災害警報情報の活用事例を紹介する。同社はみちびきの測位受信機「Cohac∞(コハクインフィニティ)」シリーズを展開。サブメータ精度の測位が可能な「QZPOZ」、センチメータ精度の測位が可能な「Chronosphere-L6」「同L6S」をそろえている。
みちびきは位置情報だけでなく災害警報情報も提供している。同社のソリューションを活用することで、災害時に基地局等の通信インフラが遮断された場合でも災害情報などを通知することが可能。カンファレンスではみちびきの新たな活用法として提案する。
同社では、GNSS評価分析サービスも提供。測定結果の分析や現地調査など、顧客のニーズに合わせたキメ細かなサービスを提供している。
【ET/IoT Technology2019特集】目次
●IoTビジネスを支える組込み技術など一堂
●趣向凝らしたパビリオンや多彩な特別イベント開催
●「ET/IoT Technologyアワード2019」決定
●日新システムズ 屋外設置専用IoTゲートウエイ展示
●東芝情報システム IoTワンストップサービスを紹介
●アールエスコンポーネンツ 産業用ラズパイ紹介
●コア AI搭載単眼カメラ活用ソリューションなどカンファレンスを開催
●イノディスク 世界初AIoT専用InnoAGE SSD開発