2019.11.22 【はんだ特集】ジャパンユニックス はんだ付けロボットUNIX-DFシリーズ主力展開
ネットワーク対応はんだ付けロボットUNIX-DFシリーズ
ジャパンユニックスは、「UNIX-DFシリーズ」をはじめ、はんだ付けロボットによる「ソルダリングソリューション」を提案している。
日本国内のほか、中国(上海、深圳)、韓国(ソウル)、台湾(台北)、マレーシア(ペナン)に営業拠点を構え、メキシコ(グアダラハラ)に駐在員事務所を設けている。
主力のネットワークに対応のはんだ付けロボットUNIX-DFシリーズは、工場内のPCネットワークに接続することで、自動はんだ付けトータル管理サポートソフト「ソルダリングマネージャー」を使用して、「見える化」を実現する。
小型USBカメラで取り込んだ映像と稼働中の数値情報を自動的に保存可能。はんだ付け中のデータを対象製品のQRコードに保存し、後の不良解析や変化点などの見直しにも活用できる。
DF204S、DF304S、DF404Sがある。DF204Sはワークサイズ200×210ミリメートルのコンパクトサイズ、DF304Sはミドルクラスのはんだ付けロボットでワークサイズは300×275ミリメートル。DF404Sはワイドエリアのはんだ付けロボットでワークサイズ400×365ミリメートル。Mサイズの基板にも対応する。
直交4軸はんだ付けロボットUNIX-GFシリーズは、コンベアや独立ワークセルにも対応可能なフレキシブルプラットフォームで、卓上型はんだ付けロボットと同様に分かりやすいはんだ付け専用の教示プログラムを採用している。
5軸スカラ型はんだ付けロボットUNIX-700FHは、最大合成速度7128ミリメートル/秒の高速性、かつ高い繰り返し精度と高剛性が特徴。700シリーズで唯一、350ミリメートル・450ミリメートル・550ミリメートルと、軸のストローク長が選択できる。レーザーはんだ付け工法やコテ付け工法に適した汎用性の高いロボット。「こて先チェンジャー」により、コテ先摩耗のタイミングに合わせてコテ先を自動的に交換できる。
同社は、IPCの日本総合代理店となっており、標準規格書の販売と規格の普及推進を行っている。
【はんだ特集】目次
●多様化するニーズに対応 はんだ付けロボの需要拡大
●弘輝 高耐久合金組成ハロゲンフリーソルダペースト発売
●日本アルミット 印刷性に優れたソルダペースト
●ジャパンユニックス はんだ付けロボット UNIX-DFシリーズ主力展開