2019.12.06 関西学院大と大阪大がリチウムイオン電池の特性大幅向上 2種類の有機分子混合で実現
関西学院大学と大阪大学は、有機物を電極材料として用いたリチウムイオン電池で、2種類の有機分子を混ぜ合わせた電極材料の特性が、それぞれの分子を単一で用いた場合に比べて劇的に向上することを発見した。
リチウムイオン電池は圧倒的に高いエネルギー密度を示すことから、スマートフォンなどの各種デバイスに広く採用が進む。しかし、一般にリチウムイオン電池の正極材料にはコバルトなど希少金属を用いた材料が使われ、より安価な有機物を用いた電極材料... (つづく)