コロナは、最上位機として高い暖房能力を備える「Wシリーズ」の快適暖房を訴求する。

　Wシリーズは、外気温2度でも5.3kWの安定した暖房能力で快適な暖房空間を実現する。最高約55度の高温風を「ビッグルーバー」と「新足もと気流制御」により、素早く効率良く足元まで届けて約35度に暖めることが可能だ。

　最大10メートルの地点まで温風を届けることができるため、エアコンから離れていても暖かい。外気温マイナス7度でも定格能力以上の5.1kWの暖房能力を実現する。

　除霜時に暖房運転が途切れない「ノンストップ暖房」で室温を極端に下げることなく暖房運転を持続。「暖速モード」で暖房の立ち上がり時間を短縮し、運転スイッチを入れてから約2分で温風吹き出しを開始する。

　季節や天候に合わせて快適な除湿モードを選べるのも特徴だ。「再熱除湿」では450ミリリットル時のしっかりした除湿を行いながら、エアコンの除湿モードにありがちな冷え過ぎを抑えた運転を行う。冷え過ぎないため就寝時などに適している。

　「涼除湿（弱冷房除湿）」は1200ミリリットル時のパワフル除湿を実行しながら、電気代を抑えた冷房運転を行う。室内を優しく冷やしたい蒸し暑い日などに最適なモードになる。それぞれをリモコンからワンタッチで選べる。

　さらに梅雨や冬場、花粉の多い時期など洗濯物を部屋干ししたい時に役立つ「ランドリーモード（衣類乾燥モード）」も備える。運転時の外気温度と室温により、冷房、再熱除湿、暖房から運転モードを自動選択し、洗濯物を効率的に乾かす。

　Wシリーズは、寒冷地仕様の「冬暖」もラインアップ。高い低温暖房能力と凍結防止ヒーターを室外機に搭載し、ドレン凍結による能力低下を抑制。外気温度マイナス25度でも暖房を可能にしている。

【ルームエアコン特集】目次

●IoT連携が一層加速　寒冷地への展開も
●パナソニック　「エオリア」Xシリーズ　ナノイーXでカビ抑制
●ダイキン工業　「うるさらX」新形状フラップ採用で包み込むような柔らかい気流
●富士通ゼネラル　「nocria」Xシリーズ　複眼輻射センサーを搭載　AI連携で床温度検知し吹き分け
●コロナ　「Wシリーズ」最高55度の高温風　素早く足元まで35度に暖め