2022.01.19 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】みどころ/事業戦略ジャパンコーヨン

半導体向け検査装置MEISTER

最先端の3D検査装置など披露

 プリント基板検査装置メーカーの韓国・コーヨンテクノロジーの日本法人ジャパンコーヨンは、ネプコンジャパンに出展する。コーヨンテクノロジーは、韓国本社を中心として日本、ヨーロッパ、アジア、南北アメリカにおいて3D基板検査ソリューションを軸に企業活動を拡大している。

 2002年の創業以来、特許取得のデュアルプロジェクションモアレ技術によって全世界の3Dはんだ印刷検査(SPI)装置市場を開拓し、グローバルリーダーへと成長している。

 同展では最先端の検査技術や装置をデモンストレーションを交えて多数展示する。MEISTERシリーズは既に半導体メーカーを中心に多数の納入実績があり、0201の高精度・高信頼性の3D検査だけでなく、近年話題の鏡面部品の検査やバンプ検査にも対応する。最新の「MEISTERD+」システムは、コンポーネントとダイの検査に最適であり、8プロジェクタープローブからの高速で正確な検査を提供する。

 SMT後工程の検査装置では、塗布工程向け検査装置NEPTUNEシリーズを出品する。車載業界を中心に重要視されつつある、基板上のコーティング膜の膜厚や状態の検査もできる。従来、塗布工程の検査は目視が主流であり、抜き取りで検査され、管理が平準化されていない背景があり、近い将来のニーズを先取りした新コンセプトの検査装置に期待が集まる。

 また、同社は独自のソフトウエアソリューションにも定評があり、印刷機や実装機の検査結果を基にさらなる工程改善を提案するKSMARTのKPOシリーズを展示する。

 今まで、熟練者による技能や細かな調整が必要であった検査工程において、時代の需要に合わせた自動化へと新しいソリューションを生み出す。