2022.02.03 【ミリ波】古いたたずまいも残るが変化も激しい秋葉原電気街
秋葉原電気街に通い始めてから65年になる。総武線高架下の、電子部品店が軒を連ねるラジオセンターの風情は小学生当時のまま残っている▼中央通りを渡った先の東京ラジオデパートと周辺のたたずまいも変わっていない。裏手にある居酒屋赤津加の開店は1954年で、アキバデビューは自分とほぼ同時期だ。昼定食を目当てに入店すると、やっちゃ場と呼ばれていた青果市場があった時代のにおいがする▼56年封切りの日活映画〝洲崎パラダイス 赤信号〟に電気街の様子が登場する。新珠... (つづく)