2022.03.28 「ORiN」対象領域、FAから農業や医療まで広げる機械・設備データ通信ミドルウエア
手術室内の医療機器を連携する「スマート治療室」にオラインを活用
工場内のさまざまな機械・設備のデータ通信規格の垣根を越え、各プログラム言語を単一の言語に変換してシステムを統合できる日本発の標準ミドルウエア「ORiN(オライン)」。誕生から20年を経て、対象領域をFA(ファクトリーオートメーション)から農業や医療にまで広げる動きが始まっている。
オラインは1999年、日本ロボット工業会の標準化を目指す活動としてスタート。01年にバージョン1仕様が完成し、翌年、オラインの普及と機能向上の活動... (つづく)