2022.04.07 ディスプレーなどで「香り再現」の技術データ化が難しい「嗅覚」研究の東工大
五感のうち、データ化・デジタル化が難しいとされる嗅覚。東京工業大学は、「嗅覚ディスプレイ」を使い、多様な香りを再現させる技術開発に成功した。
光の3原色のように、香り要素となる「要素臭」を作成した上で、比率を変えて調合することで、多様な香りを再現する技術。香りの自在な再現が可能となれば、空間演出やエンタメ、「香りの出るテレビ」など、さまざまな展開が想定されるという。
嗅覚機構をまねた匂いセンシングシステムについて研究を進める東工大の中本高道教授の研究室は、最新の取り組みを発表した。
(8日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)