2022.05.12 NEDOが発表、分子ロボの「群れ」で効率輸送AIとVR技術を活用、医療や環境保全などに期待

 マイクロ・ナノマシンとしての応用が期待される分子ロボットについて、「群れ」の実働に世界で初めて成功したと、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が発表した。北海道大学や関西大学が連携して取り組んでいるもので、人工知能(AI)と仮想現実(VR)を活用。分子ロボット単体と比べて輸送効率を最大5倍、積荷サイズを10倍に向上させ、単体では無理だった大きなサイズの積荷を運搬できるようになった。

 分子で構成され、環境に応じて動...  (つづく)