2022.05.30 家庭用照明、進むLED化電力料金高騰も背景に

エディオンルビットタウン刈谷店は身近な省エネ家電としてLEDシーリングライトを提案

 既設照明のLED普及率が5割を超えた。日本照明工業会によると国内の既設照明は18.1億台で、これらのLED化は3月末時点で50.8%に達した。政府は2030年度に全ての照明のLED化を宣言しており、今後、従来光源からLEDへの買い替えが加速するとみられる。各地の家電量販店では、引っ越しに伴う購入や電気料金値上がりの影響もあり、LED照明の需要が増している。

 ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)では、7~10年前に購入した器具の買い替えや引っ越しに合わせた購入が目立っている。多いのは売り場を訪れて、自宅の照明を少し暗く感じ、購入するケース。

 「現在の照明は光の広がりが良くなっており、軽量になっているのが特徴」と同店。抗菌に効果がある光触媒シーリングや、照明機器にファンが付き、部屋の空気を循環させる商品の購入客も目立つ。

 エディオンルビットタウン刈谷店(愛知県刈谷市)は、電気料金の値上げに対応した身近な省エネ家電として、戸建てに住む来店客に古くなった照明のLEDシーリングライトへの買い替えを積極的に提案している。

 LEDシーリングライトは、部屋のサイズで使用しているものより一回り大きな機種を提案し、その明るさと電気代の節約度を説明。タイマーで明かりが付く留守番機能と合わせ、防犯対策に活用できることも紹介している。
(31日付電波新聞、電波新聞デジタルで詳報します)