2022.08.12 マイクロメートルの欠陥を鮮明に可視化外観自動検査で東芝が新技術

 人手不足の生産現場では、外観検査の自動化も課題の一つで、搬送を止めることなく、リアルタイムで高精度に製品表面の微小な欠陥を判別するのは困難とされる。

 現場では、カメラで撮像した画像を解析する手法が多用される。そこで東芝は、製造現場のライン向けの外観検査の新技術を開発。カメラの機構などを工夫し、マイクロメートル単位の外観の欠陥を鮮明化できる。現場の人手不足や従来の属人的な対応を改め、デジタル化による生産性の向上を図ることができると期待できる。

 今回の技術は、検査ソリューションとして上市が予定されている。