エディオンとプログラミング教室「ロボ団」を展開する夢見る(大阪市、重見彰則社長)は28日、大阪市のマイドームおおさかで小中学生を対象とした体験型イベント「STREAM FEST.2023」を開催した。2社のほか、コラボレーションしている企業のワークショップを実施。ロボ団生対象のロボコン大会も実施し、会場には約2000人が集まった。

　「STREAM」は科学、技術、ロボティクス、工学、芸術、数学の英語の頭文字をとった言葉。会場では手づくり電池教室やおいしいごはん講座、プログラミングのチャレンジ、スマホのAIの体験、パラリンアート展覧会など関連するワークショップを実施。各ブースには長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。夢見るのブースではレゴロボットを使ったロボットプログラミング体験を行った。

　メインステージでは2023タイピングチャレンジの上位入賞者とエントリー参加者による全国の小中学生対象のタイピングコンテストを開催。また、ロボ団生対象のロボットプログラミングコンテストも開催。全国から勝ち上がった100人以上が参加し、ライントレースでコースを走破する競技や時間制限内にピンポン玉を数多く運ぶ競技を実施。熱い戦いが繰り広げられた。

　夢見るの重見社長は「時代の変化や最新のテクノロジーを身近に家族で感じてもらえるイベント。13社の企業も参加し、様々なワークショップを実施した。手作りで作ったイベントだが、多くのコラボ企業の協力も得ることができた。プログラミングロボットのイベントも用意し、広く、深く体験してもらえるものとなった」と語った。