パナソニック サイクルテックは、同社初の電動アシスト自転車スポーツタイプ(eバイク)の子ども向け機種を発売し、家族で楽しめるeバイクの市場を創造する。6月上旬に、子ども向けeバイクの「XEALT(ゼオルト) SJF」と大人向けのスポーツユーティリティーバイク「ゼオルト S3F」を発売。親子でeバイクに乗れる機会を提供する。

　昨今の健康志向の高まりから、親子や友人同士でサイクルツーリズムなどサイクリングイベントに参加する機運が高まっている。一方、日本国内では子どもが乗ることができるeバイクの種類が少なく、親子でサイクリングを楽しめる機会が少なかった。

　今回の2機種は「℮バイクを親子で楽しみたい」というニーズに対応。子ども向けのゼオルト SJFは、身長135センチメートル以上の小柄な子どもから乗ることができる車体設計。停車時でも安心して足をつけることができるフレームサイズを採用。フレームトップチューブに内蔵された電源スイッチは子どもにもわかりやすいオンオフのみのシンプルな仕様。カラーはマットブラウニッシュブラックとジェイドパールグリーンの2色展開とした。

　大人向けのゼオルト S3Fは、雨天時や雨上がりの路面を走行する際に活躍するフルドロヨケやフロントサスペンションフォークなど日常使いに便利な機能を搭載。390、440ミリメートルの2種類のフレームサイズを用意し、初めてスポーツバイクに乗る人でも扱いやすく、通勤通学から週末のアクティビティーまで幅広い使用シーンを想定した。
今後、同社は子ども向けeバイク講習会や親子で楽しむことができるサイクリングイベントを実施予定だ。