九州工業大学は文部科学省の認可を受け、特定研究成果活用事業を実施する会社として、4月1日付で九州工業大学初の出資子会社Kyutech ARISE（福岡県飯塚市、嶺正二郎社長）を設立した。研究成果活用事業者の出資認可を受けた大学は、指定国立大学法人以外では九州工業大学が初めて。

　新会社は同大学飯塚キャンパス内に所在地を置き、同大学の持つ教育リソースを利活用し、卒業生やエンジニアなどの社会人向けリカレント・リスキル教育と研修、就業支援事業などの生涯学習支援を行う人財育成プラットフォーム会社で、変革できる学びの共創プラットフォームを目指す。資本金は3000万円。

　会社設立を記念して5月に「リカレント教育セミナー～大学を活用した学び増しによる社会変革への対応～」を開催。基調講演は文部科学省の西明夫リカレント教育・民間教育振興室長、日本アイ・ビー・エムデジタルサービスの古長由里子九州DXセンター長、飯塚市の藤江美奈副市長の3講演で、パネルディスカッションも実施、合わせて同社の紹介を行う。参加無料。

　◇開催日時＝5月10日（金）午後1時～4時◇開催場所＝九州工業大学戸畑キャンパス　百周年中村記念館2階多目的ホール（北九州市戸畑区仙水町1-1）◇募集定員＝200人◇申し込み方法＝Web（https://www.kyutech.ac.jp/whats-new/event/entry-10578.html）から申し込み。◇申し込み締め切り＝4月29日午後5時◇問い合わせ＝九州工業大学教育接続・連携　PF推進本部入試・教育接続課リカレント・リスキル教育推進係。