2024.05.20 東芝新中計、成長領域に投資集中 本社集約、間接部門テコ入れ

 東芝が16日に発表した2026年度までの中期経営計画は、固定費を徹底的に下げて収益性を高め、成長事業領域に投資を集中させることを骨子とした。26年度の売り上げは23年度比14%増の3兆7500億円を目指す。固定費は同5%削減、営業利益は同約10倍となる3800億円を掲げた。営業利益率10%を必達する考えだ。

 「(東芝の成長を阻害する)内部と外部にある二つの硬直性の壁を新中計で克服し必ず成長企業にする」。同日、本社で報道陣向け...  (つづく)