2024.06.04 カードゲームとグループワークでデータマネジメントを学ぶ CTCの教育サービス「デタカツ」
コインなど使いゲーム感覚で学習
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、データマネジメントの基礎知識やデータ活用を習得する教育サービス「デタカツ」の提供を開始した。「DX(デジタルトランスフォーメーション)やビジネス変革に取り組む企業を中心に展開していく」と同社では話す。
デタカツは、カードゲームとグループワーク形式でデータマネジメントに関する基礎知識やデータの活用方法を実践的に学ぶことができる教育サービス。カードゲームは、データマネジメントにおける課題と対策が記載されたカードを選択しながら、「経営層」「情報システム部門」「事業部門」のロールプレーを行い、バランスよくデータマネジメントの水準を向上させていく。
ゲームの過程で、少人数のチームで話し合いながら課題の把握、対策、収益の検証、効果などを疑似体験していくことで、自部署や組織横断でのデータ活用のノウハウを学んでいける。
具体的な実施方法(ワークショップ)は、データマネジメントの専門家による座学研修の後、実際にボードゲームをプレーし、データマネジメントの課題や解決方法を学習しつつ、データマネジメントを強化するシミュレーションを実施する。この後、自組織のデータマネジメントレベルをグループディスカッション、課題や解決方法やデータマネジメントの習熟度を評価する。
同社では「コンテンツの拡充を進めながら、デタカツを通してお客さまのデータ活用に貢献していきたい」と話している。(5日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)