2024.10.30 9月求人1.24倍、2カ月ぶり上昇 失業率は2.4%に低下

 厚生労働省が29日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍と、前月比0.01ポイント上昇した。賃上げや待遇改善による人材定着などで求職者が減少した一方、企業の求人数は増えたためで、上昇は2カ月ぶり。

 有効求人倍率は、ハローワークで職を求める1人に対して、何人分の求人があるかを示す。有効求職者数は0.1%減の192万人、有効求人数は0.1%増の238万人となった。

 ただ、景気の先行指標とされる...  (つづく)