2025.10.01 富士通ゼネラル社名変更 ゼネラルへ 2026年1月1日付
新しいブランドシンボル
富士通ゼネラルは1日、2026年1月1日付で社名を「ゼネラル」に変更すると発表した。今年8月に富士通からパロマ・リームホールディングスの子会社となったことを受け、創業90周年を迎える26年に社名変更することを決めた。
同社は1936年に創業し、46年から「ゼネラル」を商標として使用してきた。84年に富士通と資本業務提携し85年から現社名で運営してきたが、富士通の事業再編施策の中でパロマ・リームホールディングスに株式が譲渡され、8月からパロマ・リームHDグループとしてスタートを切っていた。
今後はパロマ・リームHDグループ各社と相互補完的に協業することで国内外での事業拡大を目指すとともに、中長期的に世界の空調市場での地位を高めていく計画だ。社名変更に合わせブランドシンボルも一新した。26年1月以降の新製品から順次展開していく。
増田幸司社長は「モノづくりの原点は人への確かなまなざしと技術革新へのたゆまぬ探求にあるとの信念を持ち続け、新たな価値を創出するための企業文化を育んでいく」などとコメントした。
同社は空調機器や無線機器、レジスター、テレビなどさまざまな製品開発を進め世界初となる製品も多数生み出してきた。今後は空調と給湯の技術融合などにも取り組んでいくとしている。