2025.10.06 女性の体調管理サービス、10日から本格展開へ パナソニック

RizMoの本格展開を開始する

 パナソニックは、女性の体調管理をサポートする体調ナビゲーションサービス「RizMo(リズモ)」のサポート機能を拡充し、10月10日から本格展開する。

 リズモは、今年7月から台数限定で先行展開を始めていた。今後、家族や社会が取り組む社会課題と女性特有の不調を捉え、多角的なサポートの提供に力を入れる。

 リズモは、月経リズムと連動する衣服内温度と睡眠状態を計測できる国内家電初のウエアラブルデバイス「リズムモニター」と専用アプリを用いる。計測データの確認に加え、独自のデータ分析アルゴリズムによるその日や先々の体調予測、自身に合った体調サポートアドバイスの提供などにより、女性の健康的な生活習慣づくりを支援する。

 先行体験ユーザーからは「自分の体調を客観的に把握できた」(40代)、「家族とのコミュニケーションが自然にできた」(40代)、「体調予報で無理をしない心構えができ、助けられた」(20代)といった声が寄せられ、評価されている。

 10日からのサポート機能拡充では、ヘルスケアサポートサービスなどを提供するファミワン(東京都渋谷区)と連携。看護師・薬剤師・臨床心理士など50人を超える専門家によるオンライン健康相談やLINEを活用したパートナー共有機能など、女性の健康を支える新たな機能を追加する。

  具体的な悩みを専門家に直接テキストやZoomで相談したり、体と心の状態をアプリでパートナーに知らせたりすることで、体調管理にとどまらず、妊活やメンタルヘルスのセルフケア、パートナーとのコミュニケーションにも役立てられる。