2025.10.07 IPA、CEATEC2025でSociety5.0施策を紹介
情報処理推進機構(IPA)は、10月14日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「CEATEC2025」に、関西万博で注目を集めた没入型体験プログラム「LIFE2050 Live Anywhere」を出展する。
俳優・橋本愛さんが未来の先生として登場する「星の島の学び舎」を舞台に、来場者は、政府が提唱する未来社会のコンセプト「Society5.0」時代の暮らしを五感で体験できる。世界最大規模の空間コンピューティング環境に没入することで、従来のVR展示とは異なる未来像を味わえるのが特徴。
併せて、IoT機器のセキュリティーを星の数で示す「JC-STAR制度」や、地域課題の解決を目指す「地域DXラボ」など、Society5.0を支える最新施策も紹介する。
IPAは、経済産業省とデジタル庁の政策実施機関として、制度面・資金面・人材育成・デジタル基盤整備を幅広く担ってきた。本年は「サイバー対処能力強化法」に基づくセキュリティー強化や、「情報処理促進法」改正による出資機能の新設など、機能拡充を進めている。 同機構は、これらの機能を総合的に活用し、企業や自治体のデジタル変革を後押ししている。CEATEC2025では、こうした取組の先に広がる未来社会の姿を体感できる展示を展開する。