2025.10.10 調理の悩み、ヘルシオが回答 11月に新型発売へ シャープ
「クックトーク」対応ヘルシオベーシックモデルAX-U1C
シャープは、過熱水蒸気で食材を調理するウォーターオーブン「ヘルシオ」の新製品として、少人数世帯向けの26Lタイプ「AX-U1C」(市場想定価格税込み9万7000円前後)を11月20日に発売する。ヘルシオユーザーによく使われる機能を厳選し、生成AI(人工知能)を活用して調理の悩みに答える「クックトーク」に対応したベーシックモデルになる。
ベーシックモデルも含め今年発売したヘルシオ新製品4機種は、全て生成AI機能を搭載したことで、シリーズ全体でより使い勝手が向上している。献立決めや調理手順、ヘルシオの使いこなし方をスマートフォンなどから問いかけると、自然な会話でアドバイスしてくれる。テキストや音声での対話にも対応する。
調理機能も進化した。食材の温度帯(冷凍・冷蔵・常温)や分量に応じて、火加減や調理時間を自動で調整する「まかせて調理」の中から「焼く」の調理法に対応。ハンバーグやムニエルなど、フライパンで調理する人が多い焼き物メニューがヘルシオで簡単に自動調理できる。「ぶりの照り焼き」や「チキンステーキ」などの自動メニューにも対応し、定番メニューが、焼きむらを抑えておいしく調理できる。
グリルで調理する焼き魚などを手軽に作れる自動メニューにも対応。食材を角皿や調理網に乗せ、メニューを選択してスタートボタンを押せば、簡単においしく調理できる。焼き魚のメニューは冷凍からでも調理できる。
レンジ機能を使って調理する「らくチン1品」も搭載。「らくチン!(絶対湿度)センサー」が温められた食材から発生する蒸気を検知し、分量や時間の設定が不要。市販の冷凍食品や弁当もW数(出力)や時間を設定せずに温められる。
市販の惣菜やパンをできたてのようなおいしさに温め直せる「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」では、使用頻度の高い「揚げたてサックリ」「焼きたてふっくら」「焼きたてパンふんわり」に対応する。冷凍の場合でもおいしく温められる。