2025.10.20 2nm半導体量産へ 「驚くほどシナリオ通り」 技術と人材がつなぐ“再挑戦”の現場 ラピダス専務執行役員CTO 石丸一成

 最先端2nmプロセスのロジック半導体の国内量産化を目指すラピダス。半導体の受託製造を行うファウンドリーとして2022年に設立されてから3年。米IBMの技術供与を受け、北海道千歳市の「IIM-1」で27年の量産を視野に入れる。かつて世界を席巻した日本の半導体産業は過去20年にわたり後じんを拝してきた。「日の丸半導体」復活の象徴として、 1兆7000億円超に上る政府支援に加え、トヨタ自動車やソニーグループ、NECなど国内の名だたる企業8社が出資。7月...  (つづく)