2025.11.06 ラッセルホブスがエアフライオーブン発売 小型で手軽に本格調理

コンパクトサイズで多彩な調理が可能なエアフライオーブン

大容量の縦長バスケット大容量の縦長バスケット

 大石アンドアソシエイツは、イギリスの家電ブランド「ラッセルホブス」から、小型で多彩な調理が可能な自動調理家電「エアフライオーブン」を取扱店や公式オンラインショップで28日に発売する。

 新製品は、高収入な共働き夫婦「パワーカップル」をターゲットに開発。現時点ではまだ少数世帯とするが、パワーカップルの社会的影響力やトレンド発信力などに注目した。開発部の西岡裕章氏は「『時短』と『本格』を両立した調理家電の展開を進め、市場の活性化と事業拡大を目指す」と力を込めた。

 新製品は幅21cmのスリムボディを実現した。設置面積はほぼA4サイズで、キッチンの空きスペースに無理なく置くことができる。約4Lの大容量な「縦長バスケット」を採用したことで、食材を均等に並べやすく、複数品目の調理や魚の開きを一度に焼けるなど効率的な調理が可能となった。

 タッチパネルでの簡単な操作性も実現。それぞれ温度と時間が設定された「AIR FRY」「BAKE」「ROAST」「GRILL」「REHEAT」の五つのモードから選択することで、簡単に本格的な調理を提供。好みに合わせた温度や時間の調整もできる。

 バスケットとプレートは丸洗いできる上、食器洗い乾燥機にも対応しており、調理後の手入れも簡単だ。専用のペーパーライナーを活用すれば、調理後に捨てるだけで製品を汚さずに使用することも可能。

 少量の油で調理ができ、肉や魚の余分な脂も落とせる。高温熱風循環式を採用したことで、効率よく短時間での調理が可能となり、出来上がりまでワンタッチで操作するため手間も大幅に減る。バスケットの取り外しで電源を自動でオフにする機能や温度ヒューズを搭載し、安全性にも対応した。

 市場想定価格は1万6500円(税込み)。目標生産台数は年間2000台を予定している。