2025.11.14 21日から秋葉原電気街まつり 「らんま1/2」コラボで幅広い層に訴求

11月21日~12月29日に「冬の秋葉原電気街まつり2025」を開催

 秋葉原電気街振興会(小野一志会長)は、11月21日~12月29日まで「冬の秋葉原電気街まつり2025」を開催する。今回は、昨年10月からアニメのリメイク版が放送され、人気が加速している発行部数約5500万部の「らんま1/2」とタイアップし、秋葉原での買い物促進を図る。

 秋葉原電気街まつりは、大型連休やボーナス商戦などに合わせて毎年開催しているイベント。抽選で買い物券などが当たる企画を用意し、秋葉原に来るきっかけづくりや購買促進が目的だ。今回はさまざまな世代に人気のアニメとのコラボで幅広い層へアプローチする。

 和田詔一販促企画副委員長は「開催規模は昨年と変わらないが、らんま1/2は他企業ともコラボが活性化されており、認知度が高まっているため集客が見込める」と期待を示した。

 キャンペーンは、期間中に対象店舗で3000円(税込み)以上購入した人が、その場で買い物券が当たる抽選くじをもらえるもの。金賞(60人)は1万円分、銀賞(200人)は3000円分の商品券としてキャンペーン参加店で使える。

 今回、抽選参加者に先着順で「テレビアニメ『らんま1/2』特製カレンダー」をプレゼントする。和田副委員長は「前回のオリジナルカレンダーは好評だったため、今回も用意した」と話す。

 SNSでの拡散も行い、X(旧ツイッター)の秋葉原電気街振興会公式アカウントとTVアニメらんま1/2公式アカウントのフォロー、対象キャンペーンポストのリポストで、掲出した「スペシャルフラッグ」を10人にプレゼントする。引いた抽選くじの写真も併せてリポストすると、早乙女乱馬役の山口勝平さんのサインが入ったB2ポスターを5人にプレゼント。12月6日には、ミスアキバ2025グランプリの倉丸莉子さんが店頭プロモーションとして、一部対象店舗を巡回する。

 8月に拡充した東京都の補助金「東京ゼロエミポイント」も家電購入の後押しになっており、冬のおすすめ家電にもゼロエミ対象の冷蔵庫やエアコンを訴求。小野会長は「秋葉原は海外の観光客や若年層を中心に活性化している。この非常に良い状況のまま年末商戦を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。