2026.01.19 【ネプコン ジャパン】レクザム AI機能搭載の基板外観検査装置を訴求

 レクザムは、AI(人工知能)機能搭載の基板外観検査装置「Sherlock-300」シリーズを出展する。同シリーズは、AIを駆使して検査データの作成を自動化してきたが、新たに検査判定機能にもAIを適用。これにより、検査データの作成時間のさらなる短縮と虚報(過検出)の抑制を実現できるようにした。

 自動部品設定の機能は、基板画像から部品の位置と種類をAIが自動認識し、最適な検査データを生成する。基板のマウンターデータを使用すれば、部品のリンク情報や部品型式などの情報が入力されたデータ作成が可能。装置の習熟度にかかわらず、誰でも短時間で均一かつ信頼性の高いデータの作成を可能とした。

 従来の良品比較方式では、部品ロットの切り替え時の色味や印刷文字の違いごとに、検査データの修正が必要だった。AIによる新たな検査判定機能では、部品の外形や極性マーク、印字文字の方向を自動認識するため、印字文字の変化やロット差によるわずかな色味の違いにも影響されずに正確な検査を行える。さらに、検査判定機能が標準搭載されており、検査箇所を囲んで「AI機能を有効」と設定するだけで運用できる。

 自社工場で検証した結果、AIによる検査で部品の有無や極性検査で生じる過検出は、従来手法と比べて約90%以上低減できた。特に少量多品種の基板データの作成で効率化する効果を確かめた。

 同社はまた、基板実装工程で使用される吸着用テープの除去機「Hummingbird-550」も出展する。コネクターやDIPスイッチなどの上面に吸着可能な平面部がない部品では、貼付されたテープを吸着している。専用ヘッドにセットしたセロテープを吸着用テープに押し付けて、端からめくる動作で除去する仕組みを採用した。特許出願済みの除去技術で、吸着テープをセロテープに貼り付いた状態で剝離。1枚当たり約1.5秒で自動除去できる。