2026.01.21 東陽テクニカ、電気化学測定の結果を一元管理 プラットフォームの販売開始
「Echem-DA-Lab」の画面イメージ図
東陽テクニカは、二次電池を中心とする電池・材料研究分野での電気化学測定データの解析やデータベース化を支援するソフトウエア「Echem-DA-Lab(イーケム・ディーエー・ラボ)」を開発し、20日に提供を開始した。研究者の知識や経験に依存しがちだった電気化学データの解析を可視化し、共有できるデータベースにする。
具体的には、電気化学測定・解析で得られる多様な結果を一元管理し、後続解析や比較検討に活用しやすい形で蓄積する。AC(交流)とDC(直流)の測定データに加えて、「EIS(電気化学インピーダンス分光法)等価回路解析」や、電池内部の電気化学反応プロセスを明らかにする「dQ/dV解析」の結果を統合データベースに格納する。さらに、材料に関する粒径・比表面積、電解液組成などのメタデータを合わせて登録できる。
2027年までをめどに機械学習によるデータ活用支援の機能追加を検討しているという。蓄積したデータをもとに、研究判断を支援する機械学習の解析を段階的に実装していく。
近年、インピーダンス測定や充放電試験などの高度化に伴い、電気化学測定から得られるデータ量は急速に増加している。一方で、測定したデータはそれぞれ異なるソフトウエアで管理されており、多様なデータを横断的に解析し、活用することは困難だった。解析結果の解釈が研究者の経験に依存していることや、機械学習を活用したくてもデータ整備が障壁となっていることが課題として顕在化していた。











