2026.01.28 EUの25年新車登録台数、BEVは30%増の188万台

 欧州自動車工業会(ACEA)が27日発表したEU(欧州連合)域内の2025年自動車新車登録台数は、前年比1.8%増の1082万2831台となった。コロナ禍以前のレベルにはまだ及ばないが、電池駆動車(BEV)は29.9%増の188万370台と大幅な伸びを示した。全体に占めるBEVの登録比率は、17.4%にまで拡大し、前年の13.6%からシェアを大きく伸ばした。

 25年に10万台以上登録されたBEVの人気4カ国は、ドイツとオランダ、ベルギー、フランス。EUで最高の54万5142台が新車登録されたドイツは、前年比43.2%増だった。販売台数が32万6922台のフランスも、12.5%の2桁増と上向いた。

 欧州では、HEV(ハイブリッド車)も人気だ。販売が伸びているとはいえ、BEVは充電インフラの不足や航続距離への不安がネックになっている。PHEV(プラグインハイブリッド車)を含めて充電設備の心配のないHEVへの支持が根強い。

 25年のHEV登録台数は、13.7%増の373万3325台。全登録台数の34.5%が依然HEVで、BEVを上回っている状態が続いている。欧州のメーカーも電動化計画を修正。さらにBEVの価格高騰などにより、「HEVへの回帰」現象が現れてきた。

 性能向上で見直されてきたのがPHEV。電動レンジを伸ばし、100 km以上のEV(電気自動車)走行が可能なモデルが増えている。25年の登録実績は、33.4%増の101万5887台となり、年間100万台を超えた。

 一方で、ガソリン車の登録は、25年に18.7%減の288万298台となった。 根強い人気のあったディーゼル車も24.2%減の96万24台となり、遂に100万台を割った。