2026.02.06 ケルの25年4~12月期は増収減益 工業機器向けコネクターの受注増などで売上は上振れ
原材料価格高騰などが収益を圧迫
ケルが6日発表した2026年3月期第3四半期(2025年4~12月)連結業績は、増収減益となった。工業機器向けコネクターの受注増などにより売上高は堅調だったが、原材料費高騰や中国工場設立に伴う設備投資増加などが収益を圧迫した。通期業績予想を修正し、売上高予想を増額したが利益予想を下方修正した。
25年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比5.3%増の94億1800万円、営業利益が同52.0%減の2億2800万円、経常利益が同38.9%減の3億4500万円、当期純利益が同44.0%減の2億2400万円。工業機器向けや遊戯機器向けの売上げが堅調に推移したが、医療機器向けは生産調整の影響を受け減収となった。
品目別売上高は、コネクターは、車載機器向けフローティングコネクターが在庫調整の影響で受注が減少したが、工業機器向けや遊戯機器向けコネクターの受注が堅調に推移し、前年同期比8.1%増の82億4700万円。ラックは電力および鉄道関連向け特注ラックは堅調だったが、医療機器向け特注ラックが減少し、同12.9%減の10億3800万円。その他は同11.4%増の1億3200万円。
同社は今年度通期の連結業績予想を修正し、売上高予想を上方修正したが、各利益予想を下方修正した。修正後の金額は、売上高が125億円(前回予想=120億円)、営業利益が3億2000万円(同6億円)、経常利益が4億5000万円(同6億3000万円)、当期純利益が3億1000万円(同4億3000万円)。








