2026.01.27 日東電工、通期予想を上方修正 4~12月期は増収減益
日東電工は、2026年3月期通期(2025年4月~2026年3月)の連結業績予想を上方修正する。売上高を9950億円から1兆270億円に、営業利益・経常利益を1730億円から1860億円に、純利益を1260億円から1360億円にそれぞれ修正する。IT機器やハイエンドスマートフォン向け製品の需要が想定を上回ったことによるもの。増収増益となる見込み。
2026年3月期第3四半期(2025年4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比1%増の7861億円、営業利益同3・3%減の1478億円、経常利益同2・7%減の1486億円、純利益同2・8%減の1057億円だった。インダストリアルテープと核酸医薬品などを扱うヒューマンライフが増収。一方、光学フィルムなどを扱うオプトロニクスは減収となった。対米ドル為替レートは、前中間連結会計期間と比較し2.6%円高となり、営業利益で88億円の減益要因となった。
インダストリアルテープは基盤機能材料が、エレキでハイエンドスマートフォン向け組み立て用部材がバッテリー固定用電気剥離テープの採用モデル拡大などで需要が増加。また、セラミックコンデンサー向け工程用材料の需要が増加した。
オプトロニクスは、情報機能材料がハイエンドノートパソコンやタブレット端末の生産台数が好調に推移し、光学フィルムの需要が増加。一方で、LCDスマートフォン向け光学フィルムの戦略的撤退で減少。回路材料は、ハイエンドスマートフォンの生産拡大で高精度基板の需要が増加した。
ヒューマンライフは核酸受託製造とその製造に使用される核酸材料の需要が増加。第2四半期連結会計期間より将来商用化が見込まれる大型案件の生産を開始した。



