2026.02.10 アイコムの25年4~12月は減収減益 国内市場は増収だったものの海外は減収 

 アイコムの2026年3月期第3四半期(25年4~12月)連結業績は、減収減益となった。売上高が前年同期比2.1%減の260億5800万円、営業利益は同39%減の14億9900万円、経常利益は同23.1%減の21億9500万円、純利益は同43.1%減の11億5500万円。営業利益は販売費、一般管理費が、人件費、試験研究費が増加し減収。特別損失に訴訟和解金4億円を計上し純利益も減益だった。 

 国内市場は増収。陸上業務用無線通信機器で無線通信機単体の販売に加え、周辺機器を含むシステム販売を推進。また、教育委員会への入札案件として各学校のIP電話への置き換え、連絡用機器、インターホンなどの受注、介護・病院市場で、IP無線機の拡販が堅調に推移。アマチュア用無線通信機器は新製品の販売が堅調に推移。その他の製品の売上が伸び悩んだが業務用無線通信機器などの売上がそれを補った。 

 海外市場は減収。北米で航空用無線通信機器が堅調に推移したものの、関税の転嫁による商品価格の上昇や景気の不透明感などの影響を受けた。陸上業務用無線通信機器、アマチュア用無線通信機器、海上用無線通信機器などは需要が伸び悩んだ。アジア・オセアニアは米政権の関税政策の影響が需要に強く影響した。 

 通期連結業績予想は据え置いた。