2026.02.13 JUKI、25年12月期は営業黒字へ転換 利益重視戦略が奏功
JUKIが12日発表した2025年12月期の連結決算は、営業損益が27億円の黒字(前期は10億円の赤字)に転換した。マーケティングの重点をハイエンド市場へシフトした戦略や機種削減による生産能力の適正化といった収益改善施策を奏功した。
通期業績は、売上高が前期比6.7%増の888億円。従来の「売上偏重」から「利益重視」へビジネスモデルを変更した戦略が功を奏し、全ての利益項目が前回予想を上回る着地となった。
セグメント別にみると、縫製事業はアジアで底打ち感が見られたものの、欧米の車載関連需要が急速に回復し、売上高は前期比微減の666億円を確保。営業利益は大幅に改善し、50億円となった。
産機事業は低調に推移した欧米が響いて、売上高が同12.7%減の218億円。ビジネスモデルの転換で営業損失幅は縮小し、11億円となった。
26年12月期の連結業績予想は、売上高が同1.4%増の900億円で、営業利益が同69.0%増の45億円とした。
29年12月期を最終年とする5カ年の中期経営計画は、縫製・産機の二大事業を軸とした成長戦略に変更はないが、27年12月期の売上高目標を当初の1310億円から1000億円へ下方修正。一方で営業利益は、59億円から95億円に上方修正した。最終年の目標も見直した。





