2026.04.22 日本電気硝子の超薄板ガラス振動板、Feastrexに採用 クリアでゆがみの少ない音を実現

Sonarion振動板を用いたスピーカーユニットSonarion振動板を用いたスピーカーユニット

 日本電気硝子は21日、超薄板ガラス「Sonarion」を用いたスピーカー振動板が、フルレンジスピーカーユニットブランド「Feastrex(フィーストレックス)」に採用されたと発表した。ガラス特有の特性により、クリアでゆがみの少ない音を実現する。オーディオ分野での活用事例拡大を加速する。

 Sonarion振動板は、ガラスに立体成形と特殊な化学強化処理を施したスピーカー振動板。ガラスの精密3D加工技術を持つ台湾のGAITと共同開発した。紙や金属といった素材に比べ、音の立ち上がりと立ち下がりが速く、鮮明でクリアな音を再現しやすい。歪みが少ない点も特徴で、軽く振動しやすい特性により、繊細な音のニュアンスも正確に表現できる。

 Feastrexは、日本のハイエンドスピーカーユニットブランド。技術面では、低磁気ゆがみを実現する励磁式の球形磁気回路、高剛性コーン、ワイヤーサスペンションを採用している。あたかもその場にいるような高い没入感を楽しめるという。

Sonarion振動板は複数の音響ブランドで採用されている。日本電気硝子は今後も、オーディオ分野での活用事例の拡大を目指す。