2026.07.06 【記録計・データロガー特集】チノー 最大500点の計測データを一括管理
最大500点の計測データを一括管理できる記録装置「パネルレコーダFP」
チノーは、最大500点の計測データを一括管理できる記録装置「パネルレコーダFP」の提案に注力している。「データロガーFE」シリーズなどにセンサーを接続して計測し、イーサネット経由でFPへ転送し、データのグラフ化を行うことが特長。同装置の展開を通じ、医薬品や食品など多様な工場の安定稼働を支えたい考えだ。
同装置の接続対応機種は「無線ロガー MD8000」や「計装モジュール SB」「ハイブリッドメモリーレコーダ(ペン書式)AL4000」などと多彩だ。
機能面では、記録を停止した後やメモリーが最大サイズに達した際にサーバーへ自動転送する機能や、データの入力側とFP側に二重保存する機能を搭載し、万全なデータ消失対策を実現できる。こうした機能を生かして同社は、熱処理設備の一括管理を支援。さらに、工場を遠隔でモニタリングする取り組みも後押ししていく。
データロガーFEは、1ユニット最大100点まで入力・記録できる。複数のFEユニットとFPを、ハブを通してLAN配線することで、最大500点の監視を1台で行える。現場とパネルレコーダFPの設置場所が離れている場合は、熱電対などの信号を長距離で配線することなく、多点データを監視できる。
例えば、工場Aと工場Bにそれぞれ多数の温度測定ポイントがあり、工場内はデータロガーやモジュール調節計までの設置にとどめる。各データロガーやモジュール調節計をイーサネットで接続し、事務所に設置したパネルレコーダー1台で、両工場の全ての計測データを監視できる。長距離の配線はLANケーブルのみとなる。
表示グループは、最大10グループまでチャンネルを割り付けることが可能だ。2ポートの通信により、測定系(下位)と管理系(上位)を分離し、通信トラフィックのセキュリティーを確保できる。算術演算や比較演算などに標準対応していることも特長だ。










