2026.07.13 【TECHNO-FRONTIER 2026特集】スミダコーポレーション 100kW級ソリッドステートトランス出品

ソリッドステートトランス(SST)ソリッドステートトランス(SST)

 スミダコーポレーションは電源システム展に出展し、開発した「100kWクラスのソリッドステートトランス(SST)」などを出品する。

 SSTは、従来の大型商用周波数トランスに代わる次世代の大電力変換ソリューション。高周波スイッチング技術採用により、変圧器の大幅な小型化が可能となった。大型商用周波数トランスはその極めて大きい形状や重量という重大な問題点を長年解決できずにいたが、SSTがその課題を解決する。

 SSTの対象マーケットは、AI(人工知能)・データセンター(DC)、スマートグリッド、配電ネットワーク、EV(電気自動車)充電インフラ、鉄道など。SSTは通常の電力変換だけでなく双方向電力変換が可能なため、再生可能エネルギー機器・蓄電池などのアプリケーションにも適している。力率改善(無効電力の解消)などの高度な電力制御も実現可能。DCへの適用では、AC/DCコンバーター削減と高効率によるPUE改善により、電力密度の向上が実現できる。

 このほか、渦電流式角度センサー(RPS)、ゲートドライブ絶縁トランス、インターリーブ用磁気結合リアクター、巻線式非接触電流センサー、三相ACサインフィルターチョークなど多彩な製品を紹介する。

 RPSは同社が独自に開発したEVモーター向け回転角センサー。センサーと回転ターゲット間の渦電流を利用し、センサーからサイン/コサインの出力をコントロールユニットへ行う。モーターのサイズによってセンサー自体のサイズを変える必要がなく、センサー駆動はVccの5Vのみを必要とし、他ソリューションと比べてシンプルで小型化を実現した。

 巻線式非接触電流センサーは、測定電流範囲が広く、優れた温度安定性を有している。測定部上に配置するだけでDC/AC電流を置高精度で検出するため、大電流部や高電圧部にも容易に取り付けられる。