2020.12.03 水に浮く高効率の熱電変換材料東北大など新合成法開発

[図1]Mg 2Siハニカムの作製方法とシリカコートPBハニカムおよびMg 2Siハニカムの電子顕微鏡写真と図

 エネルギー効率の改善やCO₂の大幅削減を図るために、資源的に豊富な元素で構成される軽量かつ高効率な熱電変換材料が望まれる。

 東北大学材料科学高等研究所藪浩准教授(ジュニア PI・東北大学ディスティングイッシュトリサーチャー)、東北大学多元物質科学研究所山田高広准教授、山形大学松井淳教授、および北海道大学、名古屋工業大学からなる研究グループは、熱電変換材料として知られるマグネシウムシリサイド(Mg₂Si)ハニカム多孔体の新規合...  (つづく)