エソテリックは、マスタークロックジェネレータのフラグシップ機となる「Grandioso G1X」を4月1日から販売開始する。税別価格は200万円。

　G1Xは、新たに設計したESOTERICオリジナル・クロックモジュール「Master Sound Discrete Clock」を搭載。最大サイズのSCカット・クリスタル振動子を採用した。Grandiosoの新たな発展を見据えて、5系統に拡張した10メガヘルツ出力を装備。グラウンドを常に0Vに保つ「アダプティブ・ゼログラウンド」と「ノーマル」の2モードを搭載。同じ10メガヘルツ出力でありながら、異なる音楽性を提案する。

　筐体はGrandioso X Edition仕様へアップグレードした。電源トランスと基板をマウントするシャーシを分離するほか、ボトムシャーシはスリット加工を施し振動を抑制している。

　また、既発売の「Grandioso G1」をG1X相当にバージョンアップするサービスも提供する。同サービス「VUK-G1X」は、クロックモジュールと出力基板を全て交換する。定価は80万円（税別）で、4月1日に受け付け開始、作業開始は6月を予定する。