2019.11.12 米クアルコム、7-9月は黒字回復 売上げ17%減

 米クアルコムの7-9月(第4四半期)業績は、売上高が前年同期比17%減の48億ドルだった。スマホ需要の低迷を受け、主力のモバイル用半導体の出荷が落ち込んだ。

 一方、損益は大幅改善。前年同期はオランダのNXPセミコンダクターズの買収が不発に終わり、その違約金20億ドルを計上したことから赤字に陥っていたが、全項目で黒字回復した。

 部門別では、半導体事業の売上高が同22%減少。モバイル用チップセット「MSM」の出荷数...  (つづく)