2019.11.13 【Inter BEE特集 各社ブース見どころ】パナソニック システムソリューションズ ジャパン

放送用肩載型4Kカメラ「AJ-CX4000GJ」

 ライブIPソリューションなど紹介

 パナソニック システムソリューションズ ジャパンは、「報道も・スポーツも・制作も。すべてをライブで魅せるLIVE IP×solution」をコンセプトに、撮影・制作・送出までの一連のプロセスの課題に応える各種ソリューションを訴求する。

 ブースでは「ライブIPソリューション」のデモに関わる運用などを中心に、「カメラソリューション」「制作業務効率化ソリューション」「4K8Kソリューション」「ライティングソリューション」の五つのコーナーに分け、コアな商材だけではなく、各製品を生かしたソリューションやパッケージを展示する。

 ライブIPソリューションでは、20年の東京五輪・パラリンピックを見据え、パラリンピックの正式競技「ボッチャ」にデジタルコンテンツを掛け合わせた演出で見せる「サイバーボッチャ」を実現。ライブスポーツイベントを効果的に魅せる方法などを展示。

 特に新しいコンセプトの次世代IT/IPプラットフォームに注目。屋内イベントを中心に複数のカメラやサードパーティとの連携をさせながら、その内容を大型スクリーンに投影できる。ライブ運用の省人化・自動化を実現する革新的なトータルソリューションを訴求する。

 リニューアルしたリアルタイム字幕制作システムも展示。DJの声を直接認識させて、バリアフリーの観点から生字幕を活用するイメージを訴求。

 カメラソリューションでは、グローバルシェア ナンバーワンのリモートカメラや8K ROIカメラシステムとシネマカメラなどを展示。4K/HDR制作とIP接続に対応する「CXシリーズ」の放送用肩載型4Kカメラ「AJ-CX4000GJ」などの最新カメラの体験コーナーも充実させる。

 制作業務効率化ソリューションでは、自動文字起こしサービス「P-VoT」やファイルベースシステム「OTC」を中心に展示。効率的な業務ワークフローを提供し、制作現場の課題解決と業務を効率化する新たなワークスタイルを提案。

 4K8Kソリューションでは、12G-SDIスイッチャのコア技術を詰め込んだ小型の4Kライブスイッチャ「AV-UHS500」などを展示。ハイエンド大型スイッチャに迫る基本機能を備えて、HD映像制作と同等の操作性で4K制作を可能にする。

 同時にプロオーディオ部門では「Beyond The Legacy」をテーマに、今年40周年を迎えたRAMSAプロダクトを中心とした最新の機器を紹介。会期中にはSRスピーカの体験デモも行う。

【Inter BEE特集 各社ブース見どころ】目次

放送機器メーカー各社 4K8Kなどキーワード AIなども積極取り組み
●パナソニック システムソリューションズ ジャパン
池上通信機
東芝インフラシステムズ
ミハル通信
朋栄
カナレ電気
営電
映像センター