2019.11.14 JDI、4-9月連結は増収だが1086億円の赤字

 経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)の20年3月期第2四半期(19年4-9月)連結決算は、主要製品の出荷開始や顧客による前倒し購入などにより前年同期比11%の増収を記録したが、営業損益は赤字幅が拡大。スマートフォン向け生産設備の減損損失や早期割増退職金を含む事業構造改革費用637億円を特別損失として計上した結果、最終的な損益は1086億円の赤字となった。中間期での最終赤字は6年連続。

 部門別では、売上げの7割近くを占め...  (つづく)