2021.09.28 四国7月鉱工業生産指数89.8 2カ月ぶり低下

 【高松】四国経済産業局は「四国地域の鉱工業生産動向」(7月分)について明らかにした。

 前月比で7月の鉱工業生産指数は、89.8で2カ月ぶりの低下、出荷は3カ月連続の低下、在庫は2カ月ぶりの上昇、在庫率は4カ月ぶりの上昇となった。なお、前年同月比では、生産は4カ月連続の上昇、出荷は4カ月連続の上昇、在庫は11カ月連続の低下、在庫率は4カ月ぶりの上昇となった。

 生産は前月比3.8%減(前年同月比4.3%増)となった。

 業種別にみると、化学・石油石炭製品工業、電気機械工業、食料品工業などが低下し、繊維工業、汎用(はんよう)・生産用機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業などが上昇した。

 出荷は、前月比1.9%減(前年同月比2.4%増)となった。

 業種別にみると、化学・石油石炭製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業、電気機械工業などが低下し、非鉄金属工業、繊維工業、食料品工業が上昇した。

 在庫は、前月比3.5%増(前年同月比2.6%減)となった。

 業種別にみると、化学・石油石炭鉱業、汎用・生産用機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業などが上昇し、電気機械工業、非鉄金属工業、その他工業などが低下した。

 在庫率は、前月比37.3%増(前年同月比22.7%増)となった。