2019.11.20 AIによる心臓カテーテル治療支援 テルモと菊名記念病院が共同研究

テルモの超音波画像診断装置で血管内部を観察した画像

 テルモと菊名記念病院(横浜市港北区)は、AI(人工知能)を活用した心臓カテーテル治療支援に関する共同研究を開始した。心臓カテーテル治療の質と効率を向上させるAI技術を開発し、23年頃の実用化を目指す。

 心臓カテーテル治療は、狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患を対象として行われる治療。医師はX線透視画像や血管内画像から最適な医療機器を選択し、最終的にステントという金属でできた網目状の医療機器を血管内に留置することで治療する。しか...  (つづく)