2019.11.29 出光興産と東レ 発光効率46カンデラ/Aを達成した有機EL素子を開発
出光興産と東レは、熱活性化遅延蛍光(TADF)材料と赤色蛍光材料を用いた有機EL素子を開発した。実用化領域に近く、しかも、世界最高レベルの発光効率46カンデラ/Aを達成している。
出光興産が発光効率と寿命を両立できる新規のTADF材料を、また、東レが従来に比べて発光スペクトル幅の狭い新規の高色純度の赤色蛍光材料を、それぞれ開発することに成功して得られた成果だ。
有機ELディスプレイは赤色、緑色、青色の... (つづく)