2021.12.08 【ルームエアコン特集】ダイキン工業「うるさらX」Rシリーズ

「うるさらX」Rシリーズ22年モデル

外気取り込み加湿・暖房、給気換気で快適環境

 ダイキン工業は、室内における快適な空気質へのニーズに応え、ルームエアコンのフラッグシップモデル「うるさらX」Rシリーズ2022年モデル(6畳用2.2kWから29畳用9.0kWまでの11機種)の提案に力を入れる。

 好評の換気機能には新たに排気換気機能を追加。不快な熱気・湿気を屋外に排出することで、給気換気と合わせて一年中快適な湿度環境を実現する。

 新うるさらX(22年モデル)は、室外機に新しく搭載した「ダンパー構造」と「高静圧ターボファン」により、給気と排気の換気方式を切り替えられるようになった。

 排気換気に切り替えることで、室内を換気しながら不快な熱や湿気を屋外に排出することができる。

 また、給気換気により、冬場も新鮮な外気を屋外から取り込みながら加湿・暖房ができるので、快適な室内環境を実現する。

 除湿機能もさらに進化した。新除湿制御により気温や湿度に応じて必要な除湿量を小容量から大容量までリニアに制御できる新開発の「多段階電子膨張弁」を、業界で初めて室内機に採用(「さらら除湿」リニアハイブリッド方式)。

 これにより、夏場の除湿量が大幅に増加するほか、外気温度が14度(従来は18度)という涼しい日であっても快適な除湿運転が可能となった。

 清潔機能では、従来機種でも好評な加湿・除湿で発生する水を使って熱交換器を洗浄する「内部クリーン」機能や、防カビ加工を施したファンを搭載しているほか、新製品には室内機に抗ウイルス作用を持つ静電フィルター「抗ウイルスフィルター」を採用。「ストリーマ空気清浄運転」との相乗効果で、6時間で浮遊ウイルスを99%抑制する(試験機関=北里化学研究所)。