2022.04.07 Al-Ti-Mg三元合金で高温超伝導状態の創出に成功九工大と九大の研究グループ

 九州工業大学大学院工学研究院の美藤正樹教授が研究代表者を務める九州工業大学と九州大学の研究グループは、アルミニウム(Al)とチタン(Ti)、マグネシウム(Mg)の三元合金系において、従来よりも高い超伝導転移温度(超伝導になる温度)を有する超伝導状態の創出に成功した。これまでAl-Ti-Mgの三元系では超伝導転移温度が1.7Kを超える超伝導状態は見つかっていなかったが、同研究グループは機械学習による予測と「巨大ひずみ加工プロセス」と呼ばれる物質合成...  (つづく)